NPOの成長戦略とCSVにおける企業との接点

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NPOの成長戦略とCSVにおける企業との接点

 こんばんは。業務にかまけて、少し間が空いてしまいました。大阪のスタバから投稿しています。周りは若者たちが思い思いにスマホをいじったり、本を読んだりしています。こうした場所で投稿するのは、初めての経験です(笑)。

 さて、今回は、NPOの成長戦略とCSVにおける企業との接点です。前回に、NPOと企業との関係性構築のあり方について触れましたが、もう少し、これを掘り下げたいと思います。

1.NPOの成長と企業の成長を促すwin-winの関係

 NPOと企業は、持続可能な運営または経営を行うという点で共通項があります。NPOと企業が持続可能な運営または経営を行うために、双方向でwin-winの関係になることはできれば、企業から寄附を引き出す導線を描くことが可能になります。

 では、このwin-winの関係になるためには何が必要でしょうか。いろいろ考え方はあると思いますが、私はNPOと企業が双方で持続可能な成長を促すのに、地域社会の課題を解決するという大義名分が必要になると考えています。

 この地域社会の課題を解決することは、そもそもNPOが自らの存在意義を示すものであり、企業にとっては事業を通じて貢献するものであるとしたらどうでしょうか。

 すなわち、地域社会の課題を解決という共通のゴールに向けてNPOと企業が協働するという画を描くことができれば、双方がwin-winの関係を持つことができます。そして、そのことが社会的価値と経済的価値の創造を同時に実現するCSVの効果を上げることが可能になるのではないでしょうか。

2.NPOが企業と同じ土俵で協議するインフラづくりの重要性

 NPOが企業とwin-winの関係を持つには、企業と同じ土俵で協議するインフラが重要です。これは、地域社会の課題を解決という共通のゴールに向けた検討の場が必要となることを意味します。具体的には、NPOの側で、企業との窓口としての担当者を決めるなど組織的な対応を行う部署の設置などのインフラづくりが必要です。

 仮に、検討の場を設けたとしても、企業はビジネスとしての手法で進めようとします。これは至極当然ですね。企業は成果を出すことを常に求められていますので、その成果を出すためにはビジネス的手法が必須だからです。

 しかしながら、NPOはそうした対応に必ずしも慣れているわけではありません。逆にこうした対応についての経験が乏しいことが少なくないです。企業は同じ土俵で議論できるかどうかについて、NPOをシビアに見ています。それを前提に、NPOの方でもしっかりとした体制の整備が求められることに留意が必要です。

3.NPOが取り組むべきアプローチ

 NPOは、このようなインフラづくりをしたうえで、取り組むべきアプローチは、NPO自身が企業との協働に係る情報発信をするとともに、CSVを行う企業のリサーチが必要となります。

 すなわち、NPOのビジョン・ミッションと親和性のある企業を発掘することが次の活動に繋がる手立てとなると考えます。しかしながら、こうした取り組みを効果的に行うとしても、現実には様々な課題があります。次回以降では、NPOの課題を整理して、その解決の方向性を考えてみたいと思います。