資金繰りと資金管理の具体的方法4

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資金繰りと資金管理の具体的方法4

 おはようございます。今朝は雨は降っていませんが、どんより曇り空です。昨日、神戸以西のNPOが集まる交流会に参加しました。みんなが飲み物や食べ物を少しずつ持ち寄り、ワイワイガヤガヤと気楽にお話をする会です。

 いろいろな会でお会いする会社の社長とCSRやCSVの展開について、少しばかりお話しすることができました。最近は、農作物を全国の現地から集配するシステムを構築した会社が株式を公開するなど、毛色の変わった会社が公開されるケースも出てきます。

 CSRやCSVを前面に出した会社がそのスケールメリットを受けるためにも、株式を公開すれば良いなというような話をさせていただきました。そうすると全国初のCSRやCSV関係会社として株式を公開することになります。

 その社長はまんざらでもなさそうなので、もし、そうなればぜひとも応援したいなと思います。今日も元気で張り切って行きましょう。

(要旨)
1.資産側の資金繰りの方法その1
2.資産側の資金繰りの方法その2
3.資産側の資金繰りの方法その3

 さて、本日のテーマは「資金繰りと資金管理の具体的方法4」です。前回、具体的な資金繰りの方法の概要についてお伝えしました。今回から、個別の具体的な資金繰りの方法です。

1.資産側の資金繰りの方法その1

 前回、貸借対照表を眺めて現金化できそうな資産について、資金繰りの方法をいくつかお伝えしましたが、その中で遊休資産の売却があります。遊休資産の売却とは、文字どおり現在何らかの事情でその資産を使用しておらず、遊んでいる状態の資産を売却することを言います。

 通常は、遊休資産には固定資産が該当します。ある程度の歴史のある企業であれば、過去に取得した土地があります。バブルの時などは土地の値上がりを期待して取得した土地、将来の事業展開のために取得した土地などがあります。

 これらは、いずれもすぐに使用するわけではありません。何かの時に持っているという状況にあります。こうした資産はいずれ使用する計画があれば良いのですが、なければ逆にキャッシュを生まない資産を長期にわたり持ち続けることになり、非常に効率が悪くなります。

 土地は、そう簡単には売却できませんので、ある程度のスパンで遊休土地の活用を考えておく必要があります。それでないと足元を見られて、二束三文で手放す羽目になってしまいます。

2.資産側の資金繰りの方法その2

 もう一つの遊休資産としては、事業を手じまいする際に発生する固定資産です。これは、業績が悪くなった場合の対応として、いくつか事業をしている中で採算の悪い部門の事業を閉鎖することがあります。

 そうすると、不採算の部門の固定資産は、遊休になってくる可能性が高くなります。もちろん、たの部門に転換できる固定資産、たとえば、施設や機械及び備品などが他の事業に転用できればそちらに移管すれば良いのです。

 ですが、それでも転用が難しい場合は、やはり売却を考えることになります。これもすぐに売却できるわけではありません。自社では、遊休資産になっているものを買ってくれる相手を探すのはそう簡単ではありません。これもある程度のスパンで計画的に実施する必要があります。

3.資産側の資金繰りの方法その3

 遊休資産が固定資産の場合、図体がでかいだけに売却すると決定してからの時間軸はどうしても眺めになってしまいます。ですので、今すぐ資金不足を解消しなければならないという場合には、実は手遅れになってしまうリスクも高いです。

 そうすると比較的短期に資金不足を充当するには、流動資産の売却の方が早くなります。営業循環の中で取引をするので、早めの対応が可能となります。たとえば、債権回収の督促やファクタリング、あるいは滞留在庫の処分などが候補に挙がります。

 債権回収の督促では、早期回収にリベートを払ったり、リベート率を上げたりすることが考えられます。その際にはこちらの資金不足を悟られないようにすることが大切です。そうでないと足元を見られたり信用不安に陥ったりするリスクが高くなるからです。

 また、高等テクニックとしては、ファクタリングがあります。ファクタリング会社と契約して自社の債権を早期に現金化するのです。その分、金利を払わなければなりませんが、仕方ありません。なにより少しでも早く現金がいるのですから。

 さらには、滞留在庫の処分はもともと在庫の市場価値は大幅に減少していますので、こちらはかなりまとまった量でないと現金化には貢献できないかもしれません。ですが、ないよりはましなので、これも実行すればそれなりの金額になることもあります。

 以上、資産側から見た資金不足解消の方法をいくつか見てきました。いずれも肝心なことはこちらの窮状を悟られないことに尽きます。いったん信用不安を見透かされると、その瞬間に主導権が相手に移りますので、よくよく慎重な対応が必要になってきます。次週に続きます。