2016年1月19日(火)
こんにちは。今年初めて雪が降りました。私の住んでいるところは標高300メートルで、いつもならもっと早く雪を見るはずなのですが、こうした所にも温暖化の影響を感じています。
さて、本日は何故、補助金にストーリーが必要なのかを考えたいと思います。ご自身の事業を説明するときに、一般にわかりやすい事業もあれば、そうでない事業があります。たとえば、蕎麦屋さんなど飲食店事業をしている場合ですとすぐイメージできると思います。ですが、事業者向けの製商品・サービスを提供する場合、たとえば、下水管の継ぎ手のネジなど普段見えない所にあるものは、なかなかイメージができないですよね。そうするとこのような見えにくい製商品・サービスを審査員に何とか理解してもらうには、単に事業概要を説明するのではなく、説得力のある工夫が必要になってきます。
図表や写真を活用するのは当然として、何故、その製商品が必要で、どのような状況で使われるか、この製商品・サービスを扱うに至った背景や経緯は何か、ご自身がどんな思いでこの製商品・サービスを提供しているかなど、その事業者ならではの語れる物語が一つや二つはあるのではないでしょうか。
このような製商品・サービスにストーリー性を持たして説明することができれば、審査員に共感と腹落ちできるものを得られる可能性が高くなります。そして、そのことが多くの申請者の中で独自性や特徴を明確に示すことになり、評価をされやすくなります。特に、ものづくり・商業・サービス新展開支援補助金について、サービス業での申請には、ものづくり事業以上に技術面に対応する事業の革新性をいかにわかりやすく具体的にアピールできるかが鍵となります。
ぜひ、この製商品・サービスに対するストーリー性を申請に活用されることをお勧めします。
弊事務所は、認定経営革新等支援機関です。補助金申請を考えている、あるいは一度申請したが採択されずリベンジを検討中の方は、弊事務所までご相談ください。