おはようございます。本日のブログを更新しました。宜しくお願いします。
さて、本日はものづくり補助金が近く公募されるというご案内です。ご承知のように、現在補正予算の国会審議が始まっています。その中にものづくり補助金の予算も含まれています。
前回は1000億円の大型予算でしたが、今回は約700億円の予算になりそうです。それでもまとまった金額には違いはありません。前回の採択数が約6000件ですから、その7掛けとして4000件程度が全国で採択されることになります。
前回のものづくり補助金はこれまでの審査と異なり、合格圏内にあった申請書が多く落とされています。その理由は、明確に知る由もありませんが、巷では、高額3000万円補助金や低額の500万円補助金の枠が優先され、1000万円の一般枠の補助金が割を食ったようなことが言われています。
いずれにせよ、競争激化の中で、確実に採択されるには事前の準備が極めて重要となってきます。特に今回は、経営力向上計画の認定を受けることが合格の要件の前提となっているようです。経産省が肝いりの経営力向上計画の作成は2枚程度ですが、これもしっかりとした事業計画があって初めて認定されると考えています。http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/kyoka/index.html
この経営力向上計画が認定されると、商工中金の融資が低利で借りられたり、信用保証協会の保証枠が増加したりと、資金調達を考えている企業にとっては使い勝手が良くなる可能性があります。
よって、ものづくり補助金や小規模事業者持続化補助金の申請だけでなく、企業の資金繰り改善や経営改善の効果を狙ったものと言えます。
もう間もなく、ものづくり補助金が公募されることが予想されています。経営力向上計画の認定とセットでぜひともものづくり補助金の公募に採択されるよう、今からスタートダッシュをかけることをお勧めします。