補助金申請には銀行との普段の付き合いが重要

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補助金申請には銀行との普段の付き合いが重要

2016年1月20日(水)
 おはようございます。今日も本当に寒いですね。風が強く吹いており、所によっては台風並みの強さだそうです。お出かけの際には元気よく完全防備で行きましょう。
 さて、引き続き補助金申請の話です。今日は、銀行との普段のお付き合いの重要性です。皆様は銀行とのお付き合いをどうされていますでしょうか。毎月、月次決算書を持参して説明している方はどれくらいいますでしょうか。銀行って、結構、敷居が高いと思っていませんか。できるなら、資金需要があり必要な時しか行きたくないと思っていませんか。
 確かにそんな雰囲気もあると思います。現在の銀行は、金融庁のお達しで、取引する事業者のことを自分の目で確かめて説明することが求められています。ところが、銀行員は人員削減の施策もあるにもかかわらず、業務が複雑多岐に渡っており、なかなか事業者の詳細まで情報収集する余裕はないようです。
 そんな状況の中で、補助金申請して採択されても、補助事業が終了して初めて、補助金が振り込まれます。当然のことですが、その間、事業者が立替する必要があります。ものづくり・商業・サービス補助金は1000万円ですから、自己資金がないと銀行に融資を受けることになりますが、普段、銀行と密な関係を作ってないとしたら、簡単に融資をしてもらえるでしょうか。銀行は事業者のことを良く知らないわけですから、いくら補助金申請内容がすばらしくても銀行担当者が行内の融資稟議を通すにはそれ相当の時間と手間がかかります。
 こうした事態をできるだけ回避し、すぐにでも銀行から融資を取り付けるためには、普段から銀行と友好的なお付き合いをする必要があります。特段、難しいことはしません。毎月の試算表を持参して、あるいは事業所に来てもらって、簡単に説明するだけです。また、ご自身の事業概要を簡単にA4で1枚ぐらいでまとめておくことも有効です。
 銀行とのパイプを普段から持っておくこと。これが、補助金申請の時にもその後の対応に響いてきます。銀行にしばらく行っていない方は、一度最近の試算表を持参して行かれてみてはいかがでしょうか。

 弊事務所は、認定経営革新等支援機関です。補助金申請を考えている、あるいは一度申請したが採択されずリベンジを検討中の方は、弊事務所までご相談ください。